証拠写真
2001年9月22日
アリゾナ州グランド・キャニオン
グランドキャニオンは大きすぎて、徒歩やバイクでうろうろしているだけでは全体像がわからない。
そこで、まず空から見る。くねくねと流れているのはコロラド川。急流が随所にある危ない川で、昔は命を落とした人が多かった。
次、歩く。崖の深さ約1.6キロ。下まで行って戻ってくるハイキングコースは、2日がかりになる。
シュワーツはバイク用ブーツ、もちづきはビルケンシュトックのサンダルだったので、写真の崖を最初の休憩所まで降り、来た道を戻った。
空気が薄いこともあり、久々に息がはずむ運動。
11日の事件の影響で、観光客、特に団体客のキャンセルが相次ぐ。
空いているのは我々にとっては好都合だったが、観光産業で食べている人たちは大打撃である。
左はコンドルと思われるとても大きな鳥。カメラを出すのが遅れて、小さくしか写らなかった。
右は観光客の落としたバナナの皮に興味を示すリス。
「Rattlesnake(ガラガラヘビ)」という名の地ビール。
名前はひどいがけっこうイケた。アメリカの地ビールは、概して全国ブランドより良い。
この日の夕食をとった店は、自動的に18パーセントのチップを勘定に上乗せしていた。
サービス、料理共にろくでもなかったので、本来なら18パーセントも出さないところである。
文句を言ったが、通用しなかった。「田舎の大観光地」ということで、あきらめる。