証拠写真
2001年9月23日
アリゾナ州グランド・キャニオンから ネバダ州ラスベガスまで
朝、ふたたび崖ップチの見学。いやはやなんともすごい景色。
右の写真の犬ジュエルちゃんは、雑種なのだが、生まれついての「レトリーバー」。
小枝を投げてもらって、それを拾って戻ってくるゲームが大好き。
枝はそのへんから自分で調達し、お人よしを捕まえて、枝を預け、1時間でも遊びつづけるそうだ。
シュワーツと飼い主の会話がそこまで来たとき、もちづきはすでに犬の遊び相手に選ばれ、枝を投げているところだった。
6畳ほどもありそうな大きな星条旗。事件から12日経って、旗の数は最高潮。
旗を出していない商店をさがすのが難しいほどになってきた。
6000マイルを記録したのは、インターステート40号でキングマンを過ぎたあたり。
しかしまあ、暑いこと暑いこと。乾燥した熱風の中を走りつづけた結果、この日の夜、宿についてみると
ふたりとも全身の皮膚が乾ききって白くかさついていた。
左が、規模の大きさで世界に名を知られるフーバーダム。生物化学兵器の使用をを警戒してか、警備厳重だった。
砂漠の真ん中の何もないところに水と電力を供給しているこのダムが見えると、もうラスベガスはすぐそこ。
飛行機に乗るのはいやだし、己を忘れて遊ぶ気にもなれない、ということで、
テロ事件のため予約キャンセルが相次ぎ、ガラ空きとなった享楽都市、ラスベガスである。
そのおかげで、我々はトレジャー・アイランドに一泊一室59ドルで泊まることができた。
本来なら、一泊250ドル、団体客で申し込んでも、それなりの値段になる宿である。
シュワーツは何度も来ているが、もちづきは、ラスベガスが初めて。うきうきとにぎやかな町の灯りを眺める。
向こうに見えるのは、ニセのエッフェル塔。形だけでなく、ライティングまでしっかり再現している。