証拠写真

2001年7月31日
バージニア州 ブレイクスからケンタッキー州 ピッパパセスまで



ひさしぶりの長距離、お天気は上々。
朝一番に州境を越えるのを楽しみにして朝もやの中を出発。



ケンタッキーに入ってすぐの景色。むき出しの地層が、勇壮な眺め。
こんなところまで来ちゃたなんて。それも自転車で。



ケンタッキー州は、お酒屋さんがむやみに多い。
この店は、「純」酒屋で、ミネラル・ウォーターすら売っていなかった。
野犬で知られるケンタッキーで、最初に仲良くなった犬。もちづきの脚をなめまくる。



そして、なぜか人々がものをくれる。これはお昼すぎにもらったブラウニー。
夕方にはよく熟れたトマトをふたつもらった。



西から東の自転車旅行者たち。デューイーとトム。
体型、道具立て、身のこなし、すべてベテランの自転車乗りの風格。すっかり圧倒される。
右側のおばちゃんたちは、ナンシーさんと、ヘレンさん。
数年前にキャンプ場をみつけそこねた自転車旅行者に庭先を貸したのがとても楽しかったとか。
我々にも泊まって遊んでいってほしいらしくて、「コーラもあるわよ、レモネードはどう?」と山盛り親切だった。
今日は先が長いので、残念ながらお断りした。



旗。


 東から西のアルバート・ジョーダン氏。写真をごらんいただければわかるとおり、かなりのお年である。
しかし、「平地なら一日150マイル、アップダウンがあっても120はいけるね」と軽くおっしゃった。
恐れ入りました。150マイルって200キロ越えてる…。



夕食を食べに入った小さなピザ屋さんで、東から西の2人組に遭遇。
左がエリック、右がジェフ。(兄弟のようによく似たふたりである)
笑顔に疲れが見えるのも当然、彼らはこの日、94マイル(約150キロ)も走ってきたのだそうだ。
たった9日前に、ヨークタウンを出発したのだという。我々が丸3週間かかっているところを、9日!
写真の後、我々は巨大なピザと大盛りサラダをたいらげて、みんなで今夜の宿に向かうはずだった。
ところが…
交通事故が発生する。
詳細は、次のページで。(今日は特別増ページ)


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