証拠写真
2001年8月21日
ミズーリ州 セント・ルイス
本日、最も重要な用事はバイクを600マイル点検に出すこと。
バイク屋さんで、シュワーツは地元バイク紙の編集長をしているネビル・マクノートンに出会い
明日の目的地、ブランソンまでの道を詳しく教えてもらう。(この道の話は明日。)
シュワーツがそんなことをしている間、もちづきは「シティ・ミュージアム」に出かける。
都市の博物館という名どおり、都市の猥雑さ、歴史、美しさなどをごった煮にして見せてくれる。
まだ出来て4年の若い博物館だそうだが、必見。今後の成長も楽しみ。
左から、入口階段。背びれに使った素材は、使い古しの蛍光灯。廃材アートがたくさんあった。
次が「建築のジュエリー」と題された19世紀のドアノブのコレクション。いくら見ても飽きない。
子供に人気のあやしいコーナー。エルビスの扮装をした宇宙人の子供が棺桶に入って展示されていた。
右は、取り壊された建物から救出された石の彫刻や装飾の入ったレンガ。
ダウンタウンの景色。
右の2点は、ユニオン・ステーションの建物。歴史的建造物なのに、スパイダーマンみたいな彫刻がとりついていた。
1965年に完成したセントルイスのシンボル、アーチ。高さ約200メートル、銀色に光るモニュメント。
足元は博物館、頂上には展望台がある。
ディズニーランドか何かにあるような乗り物に乗って数分間で頂上へ到着。
これは頂上の窓から。左の写真がミシシッピ川、イリノイ州方向。
右の写真が西側、つまり地平線の向こうには太平洋が・・・。
そして、セントルイスといえば、ジャズ。たっぷりライブを聴いてやろうと夜の町へ繰り出したのだが、
健康的な中西部の人たちは、金曜日にならなくちゃ夜遊びをしないらしく、どこの店もガラガラ。無論、生演奏はなし。
うろうろした末、やっと見つけた店で、カントリーとポップスのライブにありつく。
拍子抜けしたが、ピアノ2台のバンドはとても良かった。
あ、そうそう。忘れるところだった。ミシシッピ川にカジノ船が浮かんでいるというので、それも見に行ったが、
東京のパチンコ屋のほうが、よほど興奮するぞ、と思われるありさま。
入り口で身分証明書を出して登録し、遊ぶときはIDカード機械に差し込まなくちゃならないのがまず興ざめ。レートはとても低い。
これがここにある必然性がわからん、と話し合いつつ、20分で出てきてしまった。