証拠写真
2001年8月29日
ミシシッピ州ナッチェズから ルイジアナ州バトン・ルージュまで
また朝から雨。この地方の夏は雨が多いことはわかっていたのだが…。
植物の顔つきが変ってきた。この地方の降水量と気温の高さがわかる、みっしりとツタの茂った谷間。
右は、ナッチェズの観光案内所の前で。濡れると冷えて悲しいので、革ジャンの下に赤い雨具を着込んだもちづき。
ほんとうはニューオリンズまで南下したかったのだが、無理をせず、バトンルージュで泊まることにする。
空港と大学があり、幹線道路が交差するかなり大きな都市だという印象の場所なのだが…
土砂降りの中、やっとみつけて泊まったホテルは、ダウンタウンにただ一軒のホテルだというシェラトン。
値段は一泊一室70ドルほど。シェラトンにしては妙に安い。
大きな会議場とカジノ船が付属し、施設が充実しているわりには、お客さんがぜんぜんいない。
右の写真の公衆電話からは、なぜか「ホテル」の項目数ページが破り取られていた。
色々な憶測が頭の中を巡るが、どうせ一泊しかしないのだからと考えるのをやめる。
午後7時、バトンルージュのダウンタウン。
夕食にありつこうとしたのだが、レストランが開いていない!
平日、3時だの4時だのに店を閉め、土日は営業しない飲食店って、どうなってんの?
誰も歩いていない。車も通らない。
一軒だけ開いていたライブハウスでビールと食事にありつく。
この晩は、音楽ではなく、詩の朗読会があって、参加費5ドル。
写真は、本番前に作品を練り直す「ゼロ」。ラップの影響で子供のころから詩を書いていたそうだ。