証拠写真
2001年8月16日
テネシー州 ナッシュビル
見るものがたくさんありそうなので、もう一泊。
美しく風化したレンガの壁。朝から望月は大興奮して路地裏に入り、写真を取りまくる。
色の違うレンガを見れば、窓が埋められたり、壁が増設されたりしているのがわかる。
今は近代的に見えるビルも、100年経過するとどんな風に姿を変えるのか…。
一時間でナッシュビルを知ろう、というバスツアーに参加。
右の写真は、ギリシャのアテネにあるパルテノン神殿の複製。なぜ、ギリシャなのか、理解に苦しむ。
ナッシュビルの産業は、一に印刷出版、二に金融、三が保険で、四が音楽と観光…だそうだ。
またもや見事な壁。ただし、これはカントリー・ミュージック博物館の内部。
エルビスの金のキャデラックとかピアノとか、ドリー・パートンの衣装などはもちろん飾ってあるが、
各時代の音楽がふんだんに楽しめるように工夫がこらされた、とてもいい博物館である。カントリーミュージックに特に興味がなくても必見。
ただひとつ問題があるとすれば、冷房がききすぎていた。
左は、閉店したマクドナルドの跡。めずらしいので、写真を撮った。
右は「プリンターズ・アリー」。もとは印刷屋さんが並んでいたという路地に、今はライブハウスが軒をつらねる。
ビールをのみながら、しばらくステージを楽しむ。カントリーは、難しいことを要求しないので、聞いていて「ラク」である。
ステージがある店も、カバーチャージはない。飲み物代とバンドへのチップのみ。
また壁。ただし、これはホテルの内部。
都会にいるのだからとグレードをあげてヒルトンに泊まったら(でも一泊一部屋130ドルほど)
建物の中にいるのに外にいるみたいに感じる、こんな建築だった。
というわけで、壁に終始した一日。